サンマについて語る中坊進二


サンマが不作です。
この前中坊進二が築地に行ったら、1匹300円で売っていました。
流石に高すぎだと思いますが、1匹160円で売っているところもあり、
中坊進二はそこで3匹買って夕飯にしました。



さて、サンマが不作の原因は
外国籍の船が乱獲しているからと言われていますが、
現在それを否定するデータが登場しました。
それはサンマの全生息数です。
そもそも外国籍の船はサンマをすべて捕獲しきっていません。
取り残しがあるのです。
それもかなり取り残しています。
そもそも、全世界の国の合計の漁獲量は30%ほどです。
台湾が12%、日本は9%で、日本はちょっと取りすぎな気がします。
そして残りの70%が取り残しです。
中国が乱獲していると問題視されていますが、
中国はたったの5%しか取っていないのです。
むしろ、日本の方が乱獲し過ぎだと中坊進二は感じています。



魚などの海洋資源は誰かが
勝手に管理してはいけないと中坊進二は思っています。
全員と意思を合わせて、資源を管理しないといけないのです。
そして日本は不思議なことに
「サンマは私たちのものだから、他の国は取ってはダメ」
と各国に発信しています。
中坊進二が仮に余所の国の人でしたら
「お前は何を言っているんだ?」と確実に思います。
と言うか現時点で普通に思っています。
日本は24万トン取るけど、
中国は5万トンだけしか取っちゃダメなんて決まりを日本が提案しても、
中国は絶対に受け入れないでしょう。
余談ですが、現在は26.8万トンの漁獲枠が設定されているのに対し、
11万トンしか取れませんでした。
むしろこの漁獲枠を超えたことは、これまで一度もありません。
日本は全く、サンマの生息数を守ろうとしていないと、
中坊進二は思っています。



サンマが取れなくなった理由を最も簡単に考えるならば、
日本近海に来るサンマの量が減ったと考えるのが自然でしょう。
つまり、別のところに行くようになったのです。
海流が変わったと言えるかもしれません。
温暖化の影響で、産卵場所を変えたのかもしれませんよ。

今後ともサンマの不作は続くと中坊進二は考えます。
サンマもマグロのようにセリで
一匹数万円の値段が付くようになってしまうかもしれません。
今のうちにサンマを食べ飽きるまで
食べておく必要があるかもしれないと中坊進二は考えます。
代わりにアユを食べるのはいかがでしょうか?
アユの塩焼きはサンマに負けず劣らず美味しいですよ。
確か築地で300円くらいで売っていた気がします。