単位について考える中坊進二


ネットスラングだと思うのですが、
中坊進二は当時「k」を理解することが出来ませんでした。
「これは10kで買えるよ」という用語が飛び交っていましたが、
このkが何円に相当するのか、中坊進二は全く分かりませんでした。
しかしつい最近になってようやく、キロを示す単位だと気付けました。



中坊進二がキロやメガなどの単位の存在に気付いたのは、
小4くらいだったと思います。
当時はFF5が大流行で
(でも中坊進二は発売日にゲームを買っていないので1992年とは限らない)、
「メガフレアの上位にギガフレアがあるのだから、テラフレアもあるだろ」
と思っていたら、FF7でバハムート零式がしっかりと使ってくれました。
でもまだファイナルファンタジーはピコフレアを登場させていません。
さすがにインフレが過ぎるのもありますし、ピコはかなり語呂が悪そうです。

一般人が使う単位はキロまでだと思います。
キロメートルやキログラムといった単位を使いますが、
メガメートルという言葉は使いませんよね?
地球一周は4万キロメートルで、月までの距離は38万4400キロメートルです。
40メガメートルや、384.4メガメートルなんて誰も使いません。
また、重さに関してはトンに移行します。
メガトンという単位がありますが、
どれだけの重さなのか中坊進二には全く想像出来ません。
調べたところ、広島と長崎に落とされたリトルボーイは、
火薬量が0.02メガトン相当です
(実際の重さは4トンで、ウラン50キログラムが搭載されただけです)。
1961年に実験されたツァーリ・ボンバがちょうど1メガトンになります。



メガやギガ、テラといった単位は、
コンピューター関連のCPUやメモリで良く登場します。
一般人がこの単位を見るのもこうしたコンピューター関連ではないでしょうか。
中坊進二が大学時代に使っていたフロッピーディスクは1.4MBまで保存することが可能で、
圧縮していない写真を2枚まで保存することが出来ます。
しかしUSBが登場したことにより、128MBまで保存できるようになって、
その容量は年を経るごとに、
258MB→512MB→1GB→2GB→4GB→8GBと増設されていきました。
結局、中坊進二が卒論を書く頃には8GBが主流になっていましたよ。
今では1TBのUSBがありますが、
一体どんなデータを入れるのか中坊進二は全く理解できません。
ワードやエクセルを保存できる容量に至っては、昔に比べて減っているくらいですよ。



グローバル社会において、単位は統一すべきという声は色々なところから出ています。
特にアメリカでは、今でもヤード・ポンド法を採用しています。
単位はある意味文化ですが、諸外国からしたら、とにかく計算を面倒にしているだけです。
日本にも尺貫法というのがありましたが、今は誰も使っていませんよね。
文化としては重要かもしれませんが、実社会を円滑に運営するなら、
単位は統一すべきだと中坊進二は考えます。
できれば、関東と関西で、タタミ一畳の範囲も統一して欲しいところです。