ヒアリの危険性について再び考える中坊進二


前回の中坊進二のブログで「アメリカだけで毎年100万人の方が~」としましたが、
普通に単位を見間違えていて、実際は「毎年100人の方が~」でした。
流石にそのペースで亡くなっていたら、アメリカ社会は確実に崩壊しているでしょう。
ちなみに、刺されている1400万人の方は合っているみたいですよ。
ヒアリが生息している地域でしたら、住民の1/3が刺されているみたいです。
アナフィラキシーショックは滅多に起こさないのです。
日本で例えるなら蚊みたいなものかなと中坊進二は思いましたが、
それなら1/3どころか年間の刺された総数は100億回を軽く超えるのでは?
中坊進二だって、大学時代に草むしりしたら、3時間で5ヵ所くらい食われました。
蚊取り線香置いても、やつらは容赦なく群がってきます。



台湾曰く、「日本のヒアリ対策は甘い」そうです。
もっと徹底的に殺虫剤を振りまかないと、ヒアリ侵入は防げないと、
台湾の専門家は言います。
しかし、彼らは日本の現状を知らないと中坊進二は考えます。
ヒアリの天敵が日本に居ることを知らないのです。
それは日本在来のアリです。
クロナガアリ、ケアリ、オオアリ、オオハリアリ、
クロヤマアリ、ゾンビバエはヒアリにとって天敵となり、
これらが生息している地域ではヒアリは定着できないのです。



カエルすら食い殺すヒアリですが、同族の生き物には手も足も出ないのです。
それゆえ、台湾式の駆除方法である「とにかく全部の生き物を殺す」作戦を取ると、
天敵種すら絶滅させてしまい、
天敵の居なくなった空間で悠々とヒアリが巣作りに励めることを意味します。
といっても、運悪く天敵がいるとも限らないので、
やはり何かしらの対策はすべきと中坊進二は考えます。



ところでヒアリが日本に定着したらどうなるのでしょうか?
アメリカの3%の方が毎年噛まれて100人の方が亡くなっているとしたら、
日本でも毎年20~30人の方が亡くなるかもしれません。
噛まれる割合が同じく3%だとしたら、
毎年400~500万人くらい噛まれることになります。
そして、アリ駆除系の製品は大儲けすることになると中坊進二は考えます。
ゴキホイ並に、ヒアリ駆除セットが売れるのではないでしょうか?
中坊進二も確実に買うでしょう。



でも、中坊進二が飼っている犬に、
その殺虫剤の被害がいきそうで、かなり心配しています。
中坊進二の犬は割と土遊びが好きなので、
殺虫剤の成分を入った何かを口に入れる確率は非常に高そうです。
アナフィラキシー対策の薬、今から用意すべきでしょうか?