消えゆく冷水機について考える中坊進二


「冷水機」という名前を聞いてピーンと来る方は居ますか?
残念ながら中坊進二は、
スーパーによく置いてある「製氷機」の親戚を連想しました。
冷水機はその名の通り、冷たい水を提供する機械です。
駅中のホームやデパートで良く置いてあり、
無料で利用することが出来ます。
この冷水機ですが、いま、絶滅の危機に瀕しているのです。



デパートは分かりませんが、
東京メトロではこの冷水機の撤去が順調に進行しているとのこと。
2018年5月までには全ての冷水機を撤去するそうです。
この撤去理由ですが、単純に需要が少なくなったからになります。
今やほとんどの方が、
コンビニや自動販売機でミネラルウォーターを買っており、
誰もこの「無料で飲める水」を利用しないのです。
東京の水道水は世界一安全と中坊進二は聞いたことがあるのですが、
やはり都会人の多くは「完璧」を求めているのかもしれませんね。
ほんのピコグラム程度の不純物も許せないのかもしれません。



ちなみに中坊進二は気にしないタイプの人間ですが、
冷水機のお世話になることはほとんどありません。
ミネラルウォーターではなく、
中坊進二は普通に自動販売機でジュースを買っています。
と言いつつ、先週は金欠・・・というか、
200mlもジュースを飲みたいと思いませんでしたので、
数年ぶりに冷水機のお世話になったばかりです。

蛇口タイプの水飲み場も数を減らしています。
恐らく、地下鉄という空間ではこういうのは
あまり流行らないと中坊進二は考えます。
中坊進二の実家では今でも蛇口タイプの水飲み場が駅のホームにあり、
暑い日には水浴びとしてとても役に立っています。
流石にずぶ濡れで電車の中に入ることは出来ませんが正直、
燦々と輝く太陽の光が降り注ぐ下に居たら、
誰だって打ち水くらいしたくなりますよね。
公共のお水なので、あたりに散水することはしませんが、
中坊進二はよく腕とかを蛇口の水で冷やしています。
こうゆう無駄使いは、ミネラルウォーターでは真似できませんよね?



冷水機が活躍するには、
やはり「暑さ」が必須だと中坊進二は思っています。
そして東京メトロのほとんどは地下鉄です。
中には地上ホームもありますが、
大抵のところは空調が効いている快適空間ではないでしょうか。
電車の中は極寒地獄を連想するような寒さですが、
地下鉄のホームはそこそこの気温(室温)に調整されていますので、
かなり快適です。
冷水機が消えていくと言われていますが、
地上駅に関してはまだまだ現役で活躍していくと、
中坊進二は思っていますよ。