中坊進二は日陰を歩く


今日、蕎麦屋に行ったら、過去最高というくらい混みあいました。
初めてテーブル席での相席を中坊進二はしました。
混雑の理由を中坊進二は考えますが恐らく、
今日が「熱中症指数:危険」だからでしょう。
その蕎麦屋は日陰の道なりにあり、
この周囲にある会社員みんなが集まったと考えます。
他の飲食店に行くには日向の道路を横断する必要があり、
その直射日光に当たりたくない人々が、
この日陰の蕎麦屋に集まったと中坊進二は考えます。
というか、中坊進二がその蕎麦屋に行った理由が正にそれです。
暑すぎて、ほんの少しの日光にも浴びたくなかったのです。
この光量は吸血鬼でなくても灰になります。
あと、その蕎麦屋の先にコンビニがありましたが、
日向を通過することになりますので、少し遠回りになっても、
日陰だけで行けるコンビニに行くことにしました。



日陰アプリというのがあります。
正式名称は中坊進二も知りませんが、
東京23区の日蔭を進めるナビマップになります。
現在地はGPSで把握し、目的地を入力することで
「最短経路」「日陰をなるべく進める道」の2種類が表示されます。
東京23区はビルが非常に多いので、
場所によっては日の光に当たる時間が倍近く離れることもあるのです。
まだ東京23区にしか対応していませんが、
いずれ全国に対応させると制作陣は息巻いていましたが、
そもそも都市部でないとビルがないので、
全国に対応させるのは難しいと中坊進二は考えます。
秋田でやっても、地平線が見えるだけですよ。
地上で地平線を見たの、後にも先にも中坊進二はそこだけです。



直射日光は非常に危険です。
紫外線が蓄積することで、皮膚炎を引き起こすことがあります。
また、太陽光は地上に届くまでに、大気で4割ほど減衰されます。
オゾン層でも、有害な紫外線が9割方カットされますよ。
逆にオゾン層が薄くなっているエリアでは、
レーザー兵器のように紫外線が襲ってくるでしょう。
夏のオーストラリアでは、
屋外の運動が禁止されると中坊進二は聞きました。



直射日光とは別ですが、光化学スモッグも危険です。
こちらはただの大気汚染のことですが、
陽射しが強い日に発生することが多いです。
光化学スモッグ警報が出たら、屋外の運動は禁止されます。
中坊進二も幼少時代は、光化学スモッグが何なのか理解することなく、
屋内に避難しましたよ。
窓やカーテンも閉め切って、ほとんど戦時下に近いと言えそうですね。
関東は特にひどいのではないでしょうか?
市内の放送はよく聞くようにしましょう。