ヒアリ対策を考える中坊進二


最近、次々と各地の港でヒアリが見つかっています。
まだ日本の地に定着していませんが、
コンテナの床に敷き詰められているベニヤ板の中に
ヒアリの巣が見つかったそうです。
ここまで来たら、もう木製のコンテナは
使用禁止になってしまうかもしれませんね。



ところで連日のように
「○○でヒアリ発見」のニュースを中坊進二は見ますが、
これは本当に「最近になって」見つかったものなのでしょうか?
「実は昔からあった」だけと、中坊進二は訝しんでいます。
最近になってマスコミが報道しているだけで、
昔からヒアリはコソコソ侵入していたのではないかと
中坊進二は怪しんでいます。

ちょっと話は変わりますが、
大学1年生の急性アルコール中毒死が問題になっていましたよね。
ここ数年は全くそのニュースを見かけなくなりましたが、
中坊進二が現役の大学生の時は、かなり騒がれていました。
しかし、学祭の時に50代くらいのOBが来た時に中坊進二が話を聞いたところ、
「どこも一大学あたり、年に二、三人病院送りになっていた」とのこと。
マスコミが騒いでいるだけであって、こうした事件は昔から起きていたのです。



ヒアリの対策は非常に難しいです。
毒入りのエサが有効と考えられていますが、
それを使うと在来のアリまで死滅させてしまう危険性があります。
そして在来のアリはヒアリにとっての天敵になります。
逆に言えば、在来のアリが居なくなったら、ヒアリは入り放題です。
毒入りのエサは放射能と違って、
周囲一体を死の大地にするものではありませんので、
それだけでヒアリ対策をするのは現実的ではないのです。
現状、ヒアリが見つかったコンテナ付近では、
毒入りのエサを増やそうとしていますが、
環境省は早期に他の方法を考え、実行に移す必要があると中坊進二は考えます。

ヒアリを100%防ぐ方法は、実はあります。
それは鎖国です。
そもそも、世界で蔓延している大抵の病気は、
諸外国と交流したから発生したとも言われています。
コロンブスはトウモロコシとジャガイモを持ち帰りましたが、
同時に病気も持ち込みました。
先住民はその病気により激減したとも言われています。
外来種も、こうした交流によって持ち込まれて定着してしまったのです。



逆に言えば、交流さえしなければ定着することはないと中坊進二は考えます。
日本は島国であり、風に乗ってやってこられるほどの距離でもありません。
ヒアリの女王アリは風に乗れば10kmも飛べるそうですが、
朝鮮半島から対馬島は50kmも離れています。
そう簡単に海を渡ることは出来ないのです。

と言っても鎖国したら日本経済は確実に滅ぶので、
それ以外の方法で何とかするしかありません。
もう、木箱のコンテナをやめて、
全部プラスチックにするしかないのでしょうか?
中坊進二の頭脳では、名案が思い付きません。