日本のヒーローの職業を調べる中坊進二


日本の漫画作品(アニメ作品)の主人公には、
社長や大富豪が居ないと話題になっています。
確かに中坊進二が読んでいる漫画作品には、
社長や大富豪はほとんど居ませんね。
むしろ、ラスボスとして登場している気がします。
中坊進二は全く見ていませんが、
仮面ライダーエグゼイドの社長ってどういうヒトなんですか?
土管からコンティニューするヒトとして、
ネットでかなり話題になっていますよ。



中坊進二が講読している週刊少年ジャンプは少年誌なので、
主人公の年齢も少年に近く、学生やファンタジー職が多いです。
遊戯王においても、社長はライバルとして登場しますよね。
でも、ちょっと年齢を上げてヤングジャンプを見ると、
中坊進二の感想としては無職がやけに多いと思っています。

半分ファンタジーなので深くツッコミを入れるのは野暮ですが、
彼らの収入とかどうなっているのか、かなり気になりますよね。
あと、平成ライダーシリーズも、無職・フリーターがかなり多いと
中坊進二は聞いたことがあります。
今作は研修医として、一応は働いていると思いますが、
中坊進二が現役で見ていた頃は、主人公は私立探偵をやっていました。
一応、いまネットで軽く調べてみましたが、半分は無職でした・・・・。



一方、アメリカのヒーローは社長や大富豪が多いと言われています。
そういえば、アイアンマンやバッドマンもかなりの資産家ですよね。
でもスパイダーマンはフリーカメラマンでした。
アメリカのヒーローで社長や大富豪が多いのは、
そうした文化の価値観が形成されているからだと言われています。
「金持ち=強い」という図式が成り立っている文化圏なので、
みんなが憧れる英雄は金持ちでないといけないのかもしれません。



一方で日本は「武士は食わねど高楊枝」という言葉がある通り、
富を敵視する傾向がありました。
悪代官ではないですが、日本の文化の価値観では
「金持ちは倒すべき敵」として描かれることが多いと中坊進二は考えます。
だからこそ、今の漫画作品やアニメ作品においても、
主人公が社長・大富豪になるものはほとんど無いのでしょう。



英雄症候群は、国によって全く異なります。
魔王退治で例えるなら、アメリカは王様が直接戦いに行くのに対し、
日本は一般市民が奮闘することが多いです。
「俺TUEEEE」作品がかなり流行っていますが、
それでもスタート時の身分は平民なことが多いです。
王族スタートはあまり見かけません。
そしてこうしたエンターテイメント作品は、
政治として使われることが多いです。
手塚治虫もそのあたり苦労したと、
中坊進二はどこかで見たことがあります。
漫画がプロパガンダとして使われるのは、
どこの世界もいつの時代も珍しくないんですよ。