校則について考える中坊進二


【頭髪検査】
黒髪を強要する学校は多いでしょう。
厳密には脱色による茶髪・金髪を禁止していることが多いです。
中坊進二が通っていた中学校・高校でも頭髪検査がありました。
ただしみんな良い子でもありましたので、髪の色で引っかかる方は皆無。
生まれつき茶色がかった子もいましたが、
教師はしっかりと事情が分かっていましたので髪の色で
とやかく言われることはありませんでした。

髪の色よりも髪型で悩む方は多かったです。
女子の決まりごとはよく知りませんが、
男子は耳に髪が掛かっただけでアウトでした。
なお、悩むといっても個性的な髪をしたいと思っている生徒もまた皆無。
ただ単に「やっべ、床屋行くの忘れてた」という方が大勢いただけです。
教室でチョキチョキ自分で切っている方も居ましたよ。
恐らく中坊進二が通っていた高校は埼玉県内で
一、二位を争うほどファッションとは無縁の学校だったと思います。



【ユニークすぎる校則】
変わった校則はいくつかあります。
ただし十数年前の話でかつ、
伝聞でもありますので真実かどうかは中坊進二には分かりません。
中坊進二の中学校の同級生が通っていたとある私立高校では、
校則で「ラグナロクオンラインは禁止」とされていました。
理由はオンラインゲームにはまって
不登校になる生徒が続出したからです。
ポケモンGOが社会問題になっているように、
その学校ではオンラインゲームが大問題になっていたとのこと。
ただし中坊進二が普通に思うこととして
「じゃあ他のオンラインゲームはいいの?」という疑問が生じます。
その当時は中坊進二の兄がウルティマオンラインにはまっており、
その数年後にはレッドストーンが大学内でブームを巻き起こしていました。
ラグナロクオンラインだけ禁止の理由がよく分かりません。
オンラインゲーム全般ではダメだったのでしょうか?

中坊進二の兄が通っていた私立高校もかなり変わった校則があります。
それは「登下校中はコンビニ利用禁止」というもの。
高校がある最寄り駅までのコンビニだけでなく、
制服を着ている間はいかなる理由があろうと
コンビニの敷地をまたぐことが許されていなかったのです。
この校則が生まれた理由を考えるならば、万引き対策かもしれません。
中坊進二の兄が通っていた私立高校は治安が悪く、
入学者の3分の1は卒業できずに退学すると言われていました。
万引きがかなり横行していてそれ故、
コンビニに入ることを全面的に禁止したのだと中坊進二は考えます。
中坊進二の兄も自宅付近のコンビニを利用していたのを
たまたま教師に見つかって怒られたことがあると言っていました。

なお、中坊進二が通っていた公立高校には特別面白い校則はありません。
服装指定、髪型指定が厳しすぎることを除いて、
眉をひそめるような変わった校則はありませんでした。
登下校中の買い食いも普通に許可されていましたよ。
中坊進二はよくみんなでサイゼリヤに行っていました。



【校則の定義】
ところで上記で紹介した校則ですが、それは校則なのでしょうか?
何を持って校則と定義するか意見が分かれるところですが、
中坊進二は「生徒手帳に書いてある」ものを校則として認知しています。
「ラグナロクオンライン禁止」「コンビニ禁止」はもしかしたら、
口頭で決めただけの注意事項かもしれません。
生徒手帳にそうしたことを書くのはちょっと考えられないと思います。
だからと言って生徒手帳に書いてないから
何でもやって良い訳ではありません。
最低でも日本国憲法は守らないといけないでしょう。
「横断歩道を渡れ」を校則にしている学校はないと思います。
でも中坊進二が通っていた中学校は踏切を無視して横断する方が横行し、
今ではその踏切は閉鎖されています。

また暗黙の了解レベルの校則はいくつかあるでしょう。
中坊進二が通っていた小学校ではシャーペンが禁止されていました。
きっとカチカチする音が嫌だったのでしょう。



【変な学校行事】
校則ではありませんが、
現代の事情に合わない学校行事というものが存在します。
どこの高校か忘れましたが、
高3の2月にマラソンをさせる高校があるとのこと。
中坊進二の高校でも2月にマラソン大会がありましたが、
高校3年生は普通に受験でマラソンは免除されていました。
その高校では2月でも高3生は自由登校にならないのかもしれませんね。

ところで甲子園に出場した学校って生徒が応援に行きますが、
あれって強制なのでしょうか?
今年甲子園で優勝した高校に通う生徒は、
もしかしたら行きたくもない野球の応援で
夏休みの半分を費やされてしまったのかもしれません。