野菜のから作った食器を考える中坊進二
野菜から作った食器が話題になっています。
野菜からどうやって食器を作るのかと中坊進二は首を傾げましたが、
どうやら乾燥させたヒョウタンを酒器にしたものとのこと。
よくよく考えたら、それもまた食器だと中坊進二は改めて気づかされました。
茶わんや箸など、テーブルに並べるだけのものが食器ではないのです。
食事に関わる容器や器具(でも調理器具は除く)すべてを食器と呼ぶのです。
それでも今となってはかなり珍しいものだと中坊進二は考えます。
こういったものは一般的な木材を使うことが多く、
野菜から作るのはかなり手間暇掛かります。
制作者も完全に趣味と言っている通り、商売としては成り立たないかもしれませんね。
乾燥させたカボチャに漆を塗っていますので、
使用期限はそれなりに長いと中坊進二は思っています。
今でこそ陶器、プラスチックの食器に慣れてしまったせいで、
木材由来の食器はあまり見かけなくなりました。
在ったとしても普通の木材のみで、
草本植物の葉っぱや木本植物の実を使った食器はかなりレアだと中坊進二は考えます。
しかし国によってはそうした天然素材100%の食器を使っているところもあります。
特に東南アジアで多いのではないでしょうか。
中坊進二が昔見たテレビで、木から糖分を抽出してそれをパンみたいに捏ねて
焼いて食べるというのを原住民がしていました。
名前は完全に忘れてしまいましたが、その時に使用していた食器が葉っぱでした。
日本人も寿司にササの葉を乗せる文化がありますが、
その国の人たちにとっては日常的に葉っぱを食器代わりに使っているのです。
森に囲まれて生活していますので、食器で困ることはないでしょう。
植物は割と酒器にしやすいと中坊進二は考えます。
竹筒やヒョウタンなど、
そういったものにお酒を入れている時代劇をよく見ませんでしたか?
また、象鼻杯という文化もあります。
ハスの葉に酒を注いで、その茎をストローのように扱ってお酒を飲みます。
ストローというより漏斗で無理やり流し込むに近いかもしれませんね。
慣れていませんとむせたり溢したりするかも。
中坊進二はお酒が飲めませんので、やるなら清涼飲料水でお願いします。
植物性の食器はそうそう見かけませんが、植物柄の食器は非常に多いです。
葉っぱを皿に描きこんでいるものや、
デザイン自体が葉っぱを模したもの等があります。
箸置きとかで良く見かけませんか?
丸型の器だけでなく花びら型の器を並べれば、
食卓の彩りを豊かにすることが出来そうです。
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